空手教室「錬心舘 横浜関内支部」です。
とある金曜日の大人の部(中学生以上)の稽古風景です。蹴り技の基本となる前蹴りの練習をこの日の稽古参加者6、7人でじっくりまったり行いました。
足をどれだけ高く蹴り上げることができるかはまずもって重要ではありません。軸足(蹴らないほうの足)と腰、体幹の力を使って蹴るほうの足を標的に向けて放り出してあげるように蹴ります。蹴り足の力が抜けてムチのようになった状態にしなって(蹴って)、その反動で戻ってくるようになったら良い兆候です。
動作のなかでとっさに、身体のある部分だけを脱力するというのが空手(空手に限らないとは思いますが)で必要になることですが、まったくもって容易なことではありません。むしろ、そのことを会得するために何年も練習を重ねます。
足よりも比較的に体感しやすい腕の場合であれば、広い場所に立った状態で力を抜いた両腕を「でんでん太鼓」のように振り回せるか、ぶんぶん回る腕の重さを感じられるか、湯船につかり全身の力を抜いて両腕が水面まで浮遊するか、そのようなはたから見るとマニアックな行為を日常で試みるようになって、ようやく「おっ、こういうことかな?」と思えるようになってきます。
要するに、すぐに(数年レベルでは)できなくてもまったく心配しなくてもよいということですので、日々の生活も空手の練習も、長い目で肩肘の力を抜いて楽しみたいものです。(道場責任者 金井)
大人の女性や初心者でも安心して習える横浜市の空手教室「錬心舘 横浜関内支部」 【入会や見学のお問い合わせは以下からどうぞ(担当:金井)】 連絡方法①:電話 090-2666-3544(留守のときはメッセージをお願いします) 連絡方法②:メール kanaihideki@docomo.ne.jp 連絡方法③:以下の問合せフォームから https://yokohama-karatedojo.com/?page_id=114