空手教室「錬心舘 横浜関内支部」です。

とある金曜日の稽古風景です。この回の人数は７名ですが属性が見事に分かれ、世代をみると小学生から中学生、高校生、大人まで、レベルでみると入会したての白帯の方々から黒帯の方まで、そして男性女性とさまざまでした。そんなまちまちな皆で一緒に拳手法という基本の型の練習を行いました。

もちろん初心者の人は動きについていくのが精一杯ですが、周りの人たちの動きを横目に観つつ見よう見まねで身体にしみ込ませるように頑張っています。黒帯や上級レベルの人たちの動きを観たり、雰囲気を感じたりしながらついていくことで、自身の進歩・成長につながっていきます。

同時に、空手は武道ですので動作と同じくらいに「気」を鍛錬することも大事になります。ここに帯の色の違いや実力差はありません。「気合を入れるぞ！」と思えるか、またはその気持ちを表に出せるかどうかは帯の色や動作のレベルとは関係なく意識の持ちようだからです。

事実、この日の稽古で随所に誰よりも大きな声をだしてその場の雰囲気を気持ちよく高めていたのは、小学低学年の男子でした。彼が「え～い！」「やぁっ！」と甲高い声をだすたびに、大人の人たちは、その気合をたしかに感じながら稽古ができていたことと思います。動作は観て感じて学べます。そして気は伝播します。それが武道とりわけ空手の全体稽古の特徴だと思います。だからこそ、その道場・教室全体の持つ雰囲気が大切になってきます。（道場責任者　金井）

大人の女性や初心者でも安心して習える横浜市の空手教室「錬心舘 横浜関内支部」
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