横浜市関内・伊勢佐木長者町の空手教室、金井空手道場です。
空手の型というのは四方八方に動き回り、一見すると本当に複雑な動きに見えますので、習いたての人、特に大人の方々は「こんなに難しい動きは覚えられない~」と思ってしまいがちです。
ただ、これは空手の流派にもよるのですが、私たちの空手道場の流派である少林寺流空手では、下半身の構えは「四股立ち」と「前屈立ち」というたった二つの立ち方の組み合わせだけで全体の95パーセントを構成しており、実は難しく見えてしまっているだけ、という面もあるのです。
ですので普段の稽古では、大人の方々に対しても子供たちに対しても常に「この二つの立ち方をしっかりと身につけることが大事ですよ」と伝えながら皆で練習をしするようにしています。
とはいえ、立ち方の稽古は地味で、身につけるまでに時間を要します。大人の方々であればこうした練習もコツコツと続けられますが、飽きのくるのが早い子どもたちはそうはいきません。楽しくなければすぐに集中力が切れてしまい、動き回るような遊びがしたくてたまらなくなってきます。
ならば子どもたちには、楽しく動き回り、なおかつ立ち方の練習にもなるようなメニューを考えればいいのではないか、というのが私たちの空手教室です。その一つが、このブログのタイトルにもある「四股立ち鬼ごっこ」です。
どんなものなのかは至って簡単。子どもたちが慣れ親しんでいる鬼ごっこを、通常のように走りながら行うのではなく、常に「四股立ち」で行うというものです。鬼は四股立ちで追いかけて、ほかの子は四股立ちで逃げ回る。子どもたちは何の負担もなくワイワイガヤガヤ楽しみながら動き回ります。盛り上がってくると四股立ちがおざなりになることは当然あるものの、それでもしっかりと下半身の強化につながっているのでまったく問題ありません。
あまたある空手流派において正しい稽古体系は一つではないはずです。大人も子どもも楽しくケガなく、でも一生懸命に良い汗を流す。それが私たちの空手教室のモットーです。(道場責任者 金井)
大人の女性や初心者でも安心して習える横浜市の空手教室「錬心舘 横浜関内道場」
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