とある金曜日夜の横浜吉田中学校コミュニティハウスでの空手稽古を終えたときのようす。金曜日の稽古のときも日曜日の稽古のときも、稽古会場は違えど練習が終わったら手の空いた人たちで会場の床を掃除します。
「今日も会場を使わせてもらってありがとう」という感謝の気持ちを会場に伝えながらホウキやモップを掛けますが、空手稽古の最中とは違ってこのときは大人も子供も空手のレベルも帯の色もまったく関係ありません。誰かに強要されるわけでもなく、そのときに手の空いている人たち皆で和気あいあいと取り組みます。
考えてみると、年齢がばらばらな人たちが一緒になって掃除をするというのはなかなか珍しい光景かもしれません。稽古以外のこんなところにも武道という習い事の良さがあるものです。
私の空手の師匠がかつて、少年少女に向けてこんなことを言っていました。「朝起きたらご飯ができている。お風呂からでたら着替えが用意してある。これらは決して当たり前のことではありません。誰かが(親御さんが)やってくれているからこそ、ご飯を食べられるし着替えもできる。そのことに感謝しなさい」・・・と。
ひるがえって、私たちの稽古会場もまったく同じです。毎週、快適な空間で空手の稽古ができることを当たり前と思わず、会場を使わせてもらっているという感謝の気持ちを忘れずに、今後も皆で空手の稽古に励んでいきたいと思います。
大人の女性や初心者でも安心して習える横浜市の空手教室「錬心舘 横浜関内支部」 【入会や見学のお問い合わせは以下からどうぞ(担当:金井)】 連絡方法①:電話 090-2666-3544(留守のときはメッセージをお願いします) 連絡方法②:メール kanaihideki@docomo.ne.jp 連絡方法③:以下の問合せフォームから https://yokohama-karatedojo.com/?page_id=114