年度末の3月に入り、最初の稽古となった金曜日の稽古会場での練習のようすです。
この日は白帯の一般成人女性と小学生男子と一緒に、移動稽古を約一時間ほどかけてみっちりと練習しました。その場で動かずに突き技(攻撃)や受け技(防御)、蹴り技を行う基本稽古で学んだ動作を、前進したり後退したりして動きながら行うのが移動稽古です。
この女性は昨年の冬に入会。仕事で残業だったり他の用事があったりしたとき以外はなるべく時間を作って稽古に参加するとても熱心なかたです。もう一人の小学生男子は昨年の秋から練習に参加。彼は当初、日曜日の空手稽古の会場である横浜吉田中学校格技場のほうに参加していたのですが、4月から晴れて中学生になるということで最近では金曜日の横浜吉田中学校コミュニティハウスでの練習にも顔をだすようになった頑張り屋さんです。
もう一人、奥に映っているのは高校生男子。この日、彼には今まで習ってきた一通りの動作について、型を中心に教わったポイントを自分なりに踏まえながら復習してみるようにとだけ伝えて、あとは本人のペースで自主練をしてもらうことにしました。空手を習いたての初心者のころは手取り足取り教える必要がありますが、ある程度のレベルになったら、指導者から教えてもらうばかりでなく、その教えの記憶を思い出しながら自身で反復してみるというアウトプットの機会を持つことがとても重要になると思っています。それにより物事に対して自主性、主体性を持つようになるからです。
3人に共通していることは、素直で熱心に、そして何よりも空手を楽しみながら都度の練習を行っているということです。空手を習う人の目的はさまざまですので、義務を強いるような稽古はせず、一人ひとりの性格やレベルにあった稽古をするように心がけています。一回の稽古でほんの1cmでも成長すれば御の字。何年もかけてゆっくりとあわてず少しずつ、生涯の習い事として空手を続けてもらいたいと思っています。
大人の女性や初心者でも安心して習える横浜市の空手教室「錬心舘 横浜関内支部」 【入会や見学のお問い合わせは以下からどうぞ(担当:金井)】 連絡方法①:電話 090-2666-3544(留守のときはメッセージをお願いします) 連絡方法②:メール kanaihideki@docomo.ne.jp 連絡方法③:以下の問合せフォームから https://yokohama-karatedojo.com/?page_id=114