空手教室「錬心舘 横浜関内道場」です。
ある金曜日の横浜吉田中学校コミュニティハウスでの稽古のときのこと。稽古会場にやってきた小学生が私のところにきて「先生、これ見て~」と言って両手のこぶしを見せてきました。見ると、両手の中指の第一関節と第二関節の間に黒いマジックの点が付いています。
「んっ? これがどうした?」と聞くと、突きなどで拳を握るときに親指の指先がこの点のところにくるように目印をつけてきたのだそうです。
彼はとても素直な性格で動作のキレも良く、どんどん空手が上達しています。そんななかでも、たまに動作中に握りこぶしがゆるみ、じゃんけんのグーとパーの間くらいに開いてしまうことがあります。そのことを以前に指摘してあげたことがあるのですが、その自分のくせを直そうと考えてきたのだと思います。
「おお、すごいじゃん。良い方法を考えたなあ」
もちろん、印をつけたからといって毎回その印を見ながら動作をするわけではありません。ただ、ここに印をつけたなあと思うこと、そしてここに印があるなあと思うことで、動作中に目や顔は正面を見ながらも、意識のどこかが握りこぶしに向き、それを繰り返すことでやがて無意識にきちんとこぶしを握る習慣がつくようになるはずです。
こうした素直で健気で一生懸命な子どもをみると、本当にかわいいと感じます。指の目印、うちの道場の公式指導法にしようかな笑(道場責任者 金井)
大人の女性や初心者でも安心。横浜市中区、南区、西区から通える空手教室「錬心舘 横浜関内道場」
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