日曜日の横浜吉田中学校格技場での空手稽古では、手刀打ちの練習などに時間をかけました。
手刀打ちは、腕をまっすぐに伸ばす動作の「突き」とはやや軌道が異なるため、空手を習いたての人が思うように腕を動かすことができず、最初は戸惑ってしまいがちな動作の一つです。とりわけ見受けられがちなのが、構えた状態から腕を水平に大きく円を描くような軌道で動かしてしまうことです。
無駄に腕を横に振って放つ動作ではなく、構えた状態(スタート地点)から当てる場所(ゴール地点)までの軌道を最短にするために、肘を折りたたんでコンパクトに腕を振る練習をすることが必要になります。
そこでこの日の稽古では、両脇に障害物が二本立っている状態のなかで、この障害物に当たらないような軌道で目的地点に手刀を当てる練習をしました。
物を使った空手の練習は特に子どもたちがとても喜びます。こうした状況を作ってあげると、ただでさえ呑みこみの早い小学生たちはゲーム感覚で楽しみながらどんどんきれいな軌道での動作を習得していきます。
大人や子どもに関わらず、上級者や初心者に関わらず、それぞれの人たちのステージに応じて動作の上達が見られるのは指導者として何よりもうれしいものです。同時に、指導者自身ももっと修練に励まないといけないなあという良い刺激を受けます。
大人の女性や初心者でも安心して習える横浜市の空手教室「錬心舘 横浜関内支部」 【入会や見学のお問い合わせは以下からどうぞ(担当:金井)】 連絡方法①:電話 090-2666-3544(留守のときはメッセージをお願いします) 連絡方法②:メール kanaihideki@docomo.ne.jp 連絡方法③:以下の問合せフォームから https://yokohama-karatedojo.com/?page_id=114