空手教室「錬心舘 横浜関内支部」です。
空手の指導について今に始まったことではありませんが、とりわけ子どもに空手動作を教えることの難しさを感じます。「(前屈立ちのとき)後ろ足はまっすぐに伸ばしてごらん」「身体が前かがみになったり後ろに反ったりせずにまっすぐ姿勢をよくしたままでね」「突くときはお箸を持つほうの手から(右利きの場合)だよ」などと言っても、なかなか伝わらないことのほうが多いです。
私の場合、子どもたちに何かを教えるときは極力言語に頼るのではなく、まずは私自身が動いてみせてあげて、それをただただ真似してもらうというように右脳を刺激させることにしているのですが、それでもやはり口頭で伝える必要があるときもでてきます。
理解度はその子が高学年か低学年かにもよりますし、同学年でもその子たち一人ひとりによってもまったく異なります。何なら同じ子でもその日の気分で教えの吸収度合いが変わってくるときもあります。
そう考えると、指導者が子どもたちに動作を教えるということはある意味では途方もなく奥深く、ともすると片面的であり一方通行で語るにはおこがましいもので、実は子どもへの教え方の是非を私が子どもから教わっているということでもあるのだろうなあとつくづく思います。「先生への来週までの宿題は、僕(わたし)をうまくさせてあげることだよ」という感じでしょうか。
もちろん私にとってそこに悲壮感や疲弊はまったくなくて、むしろ子どもたちと一緒に稽古することの楽しさやありがたさしかないのですが、実は同時に、相当に高度なスパルタ授業を子どもたちから受けているのは間違いなさそうです(笑)
(道場責任者 金井)
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